お茶とビタミン・ミネラルの上手な摂取法

体がビタミンやミネラルを利用するには、まず腸での吸収が必要です。お茶に含まれるタンニンやポリフェノールは、鉄やカルシウムと結合しやすく、吸収を阻害します。食事やサプリメントとお茶を上手に時間差で摂取すれば、互いに干渉せずに効果的に栄養を取り入れられます。

手順

  1. お茶の種類を確認する

    茶葉(カメリア・シネンシス)から作られる緑茶・紅茶・白茶・ウーロン茶はカフェインを含み、フラボノイドやカテキンといったポリフェノールが豊富です。これらは免疫力向上や抗腫瘍作用、デトックス効果が期待できる一方、鉄やカルシウムと結合しやすい性質があります。ハーブティー(例:ルイボス)はこうした干渉成分が少なく、心配は不要です。

  2. 鉄サプリはお茶から2時間離して摂取する

    鉄分を含む錠剤やマルチビタミンは、飲み物のタンニンと直接混ざらないように、飲む前後2時間を空けましょう。鉄欠乏性貧血は倦怠感や息切れなどの症状を引き起こしますが、体が必要とする分だけ効率的に吸収されます。1日2回に分けて摂取し、いずれもお茶と離すことで吸収率が高まります。

  3. カルシウムも同様に2時間開けて摂取する

    カルシウムは筋肉収縮・神経伝達・血液凝固に不可欠で、成人は1日約1,000 mgが目安です。牛乳やヨーグルト(約300 mg/200 ml)やカルシウム強化飲料で簡単に補えますが、サプリを利用する場合もお茶と2時間以上離すと吸収が良くなります。1回あたり500 mgの錠剤は1日2回に分けると効果的です。鉄とカルシウムは互いに吸収を妨げ合うため、どちらもお茶から2時間以上離すことが推奨されます。

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