カリウムの役割と適正レベルの維持方法
機能
カリウムは血圧調整、体内の水分バランス、神経・筋肉機能、心臓への電気信号伝達を司る重要なミネラルです。また、筋肉の収縮や消化器系の働きにも関与しています。腎機能やナトリウムの摂取量によって血中カリウム濃度は変動します。
血液検査でカリウム濃度を測定でき、成人の正常範囲は 3.5〜5.0 mEq/L とされています。
注意点
- 低カリウム血症(低カリウム):カリウムが不足すると、不整脈、便秘、過度の倦怠感、筋肉萎縮や脱力が起こります。
- 高カリウム血症(高カリウム):カリウムが過剰になると、心拍が遅くなるまたは不規則になる、吐き気などの症状が現れます。いずれも医師の管理が必要です。
予防・対策
カリウムの異常を防ぐためには、1日あたりの推奨摂取量(成人・10歳以上の子どもは約2000 mg)を食事で確保することが重要です。主なカリウム豊富な食品は以下の通りです。
- 肉類、魚(特にサーモンやタラ)
- バナナ、トマト、豆類
- 乳製品、ピーナッツバター、ブラン(ふすま)
同時にナトリウムの摂取量を調整することも大切です。ナトリウムが多いとカリウムが低下しやすく、逆にナトリウムを控えるとカリウムが相対的に増えます。
