ビタミンDは「日光ビタミン」とも呼ばれ、主な供給源は太陽光です。体内ではビタミンDが代謝されて活性型ホルモンのカルシトリオールとなり、2,000以上の遺伝子に作用します。研究によると、ビタミンD3(コレカルシフェロール)はビタミンD2(エルゴカルシフェロール)より吸収効率が高いとされていますが、どちらも最終的にカルシトリオールへと変換されます。ビタミンD不足は様々な疾患と関連しているため、日照時間が短くなる季節には食品からの摂取が重要です。

魚介類(タラ肝油・魚・シーフード)

461種の食品を調査した結果、200kcalあたりのビタミンD含有量が最も高いのはタラ肝油で、2,217IUを含みます。ニシン、ナマズ、生牡蠣、缶詰サーモン、スチールヘッド・トラウト、ヒラメ、貝類なども上位25食品に入ります。上位に入る他の食品は、自然にビタミンDを持つものは少なく、添加されたサプリメントが主です。

成人の1日あたりのビタミンD3必要量は400〜1,700IUとされ、日光曝露量により幅があります。

卵黄

卵1個あたり約20IUのビタミンDが含まれ、主に黄身に集中しています。一般的な卵2個で1日の必要量の約10%を満たしますが、放し飼いや有機農場で育てられた鶏の卵は、日光を浴びることでビタミンDが3〜6倍に増加します。放し飼いの卵2個で1日必要量の30〜60%を摂取可能です。

キノコ

キノコは意外なビタミンD源です。表面が紫外線を受けることでビタミンDが合成されます。約85g(3オンス)のキノコで1日の必要量をほぼカバーできます。

肝臓

肝臓も自然にビタミンDを含む食品の一つです。3.5オンス(約100g)の肝臓には約15IUが含まれ、1日の必要量の約4%を供給します。

ビタミンD強化食品

多くの食品がビタミンD添加されて販売されています。代表的なのは牛乳で、豆乳やヨーグルト、オレンジジュースにも添加例があります。その他、豆腐や市販の朝食用シリアルにもビタミンDが強化されています。含有量はメーカーや商品により異なるため、必ずラベルを確認してください。