筋肉痛・関節痛に効果的なビタミンとサプリメント
運動を始めたばかりのときは、筋肉痛や関節痛がつきものです。運動前後のストレッチで軽減できることもありますが、痛みが完全に取れないことも少なくありません。そんなときに役立つのが、特定のビタミンやサプリメントです。以下に、回復を助けると期待できる栄養素をご紹介します。
Bビタミン
Bコンプレックスの摂取は第一歩としておすすめです。ビタミンB1(チアミン)が不足すると、四肢の脱力感や筋肉の疲労、ふくらはぎの痛みが現れます。米国消費者連盟の調査によると、複数のBビタミンが不足すると身体能力が低下し、運動後の回復にも影響が出ることが示唆されています。
ビタミンC
ビタミンCは免疫機能の向上や組織修復に不可欠です。BodyandFitness.comの研究では、3日間にわたり1日3,000mgのビタミンCを摂取したグループは、プラセボ群に比べて筋肉痛の回復が有意に早かったと報告されています。
ビタミンE
ビタミンEは強力な抗酸化作用を持ち、細胞膜を保護します。筋肉痛の軽減や細胞損傷の防止、筋組織の修復に効果があるとされています。米国国立衛生研究所(NIH)は、成人の1日の推奨摂取量を15mg、上限は1,000mgと定めています。
ビオチン(ビタミンH)
ビオチンは細胞成長やアミノ酸・脂質の代謝に関与します。欠乏はまれですが、起こると筋肉痛や疲労感が現れることがあります。ビオチンには上限摂取量が設定されておらず、毒性レベルも確認されていません。
天然抗炎症剤:ジンジャー(生姜)
ジンジャーはイププロフェンに匹敵する抗炎症効果を持ちながら、副作用が少ないとされています。筋肉のこわばりや関節痛の緩和に有効で、サプリメントやジンジャーティーとして摂取できます。市販の鎮痛剤に頼る前に、ジンジャーを試してみてはいかがでしょうか。
グルコサミン&コンドロイチン
グルコサミンとコンドロイチンは関節の軟骨に存在し、関節痛の緩和に期待されています。米国国立衛生研究所が実施した変形性関節症患者を対象とした試験では、プラセボ群と比べて中等度から重度の痛みを抱える患者の痛みが25%改善されたと報告されています。
これらの栄養素はあくまでサポート役です。過度の摂取は避け、バランスの取れた食事と適切なトレーニングを心がけましょう。
