ビタミンCサプリメントの概要と活用法
重要性
コラーゲンや歯の象牙質(デンティン)は、体内に十分なビタミンCがあるときにのみ合成されます。ビタミンCが不足すると壊血病となり、関節の腫れ、あざができやすくなる、歯や髪の脱落などが起こります。ビタミンCは抗酸化作用があり、鉄の吸収を助ける役割もあります。
特徴
ほとんどの人は食事から十分なビタミンCを摂取できるため、サプリは必須ではありません。オレンジやトマト、ジャガイモ、ブロッコリー、ほうれん草、イチゴ、グレープフルーツなどの野菜・果物に豊富に含まれます。男性の推奨摂取量は1日90 mg、女性は75 mgです。市販のビタミンCサプリは一般的に60 mgが主成分です。
予防・対策
ビタミンC欠乏を防ぐため、以下のような人は医師からサプリの服用を勧められることがあります。鉄欠乏性貧血の方(鉄の吸収を高めるため)、食事でのビタミンC摂取が極端に少ない高齢者、エストロゲンを含む経口避妊薬を使用している女性、定期的にアスピリンを服用している人などです。
効果
壊血病予防や鉄吸収促進に加えて、ビタミンCは抗酸化剤として風邪の予防や、心筋梗塞、脳卒中、特定のがんリスク低減に寄与すると考えられています。
注意点
ビタミンCサプリは基本的に安全ですが、過剰摂取は問題を引き起こす可能性があります。1日の上限は2,000 mgで、これを超えると胃腸障害や腎結石、酵素欠損症の人では赤血球破壊による貧血、ワルファリンなどの薬剤との相互作用が起こります。
