異なる塩分濃度の溶液が赤血球に与える影響
等張液(0.9% NaCl)
赤血球は通常の形と大きさを保ちます。
細胞内外の溶質濃度が等しいため、水の浸透は起こりません。
低張液(0.9%未満のNaCl)
赤血球は膨張し、破裂(溶血)します。
細胞内の溶質濃度が外部より高いため、水が細胞内に流入します。
内部圧が上昇し、細胞膜が破れます。
高張液(0.9%以上のNaCl)
赤血球は縮小し、皺(クレナテーション)します。
細胞内の溶質濃度が外部より低いため、水が細胞外へ流出します。
細胞質が縮むことで細胞膜がしわくちゃになります。
これらの現象は浸透圧の原理を示し、外部環境の変化が細胞の構造と完全性にどのように影響するかを理解する手がかりとなります。
