キャリパーで体脂肪を測定する方法
体脂肪は健康状態を評価する重要な指標です。測定は、皮膚の折りたたみをつかむキャリパー(皮下脂肪計)を用いて行います。キャリパーは安価なプラスチック製から高度な機械式まで様々ですが、Journal of Science and Medicine in Sport に掲載された研究では、プラスチック製でも同等の精度が得られることが示されています。また、皮下脂肪測定は心理的負担が少なく、ほとんどの小学生でも正確に実施できる簡単な手法です。
必要なもの
- キャリパー(皮下脂肪計)
- 巻尺
- ペン
- 紙
測定手順
被測定者に背筋を伸ばし、足を揃えて立ってもらいます。肩の力を抜き、腕は自然に体側に下げるよう指示します。可能であれば右側の体で全て測定します。
男性の場合は眉筆などで測定部位をマーキングします。測定部位は以下の3点です。
- 乳頭下部と脇の下の折れ目の間を斜めに測る部位
- 太ももの前側、股関節と膝の中間点を垂直に測る部位
- へそから外側へ1インチ(約2.5cm)離れた位置の垂直部位
各部位の中間点は巻尺で測定して確認します。
女性の場合は以下の3点をマーキングします。
- 上腕の背面、肩と肘の中間点を垂直に測る部位
- 腸骨稜(骨盤の上部)を斜めに測る部位
- 太ももの前側、股関節と膝の中間点を垂直に測る部位
同様に巻尺で中間点を算出します。
左手の親指と人差し指で皮膚の折りたたみをしっかりつかみ、キャリパーのパッドを皮膚に対して垂直に、指先から約1/4インチ(約0.6cm)離すようにセットします。
キャリパーのダイヤルを解放し、1〜2秒待ってから0.5mm単位で目盛りを読み取ります。
各測定部位で最低2回測定し、測定値が1mm以内に収束するまで繰り返します。測定後は紙に結果を記録します。
