甲状腺機能低下症のための食事ガイド

甲状腺は体内の代謝を調整する重要な臓器です。首の前部に位置し、食物をエネルギーに変換するホルモンを分泌します。甲状腺機能が低下すると、必要なホルモンが不足し、代謝が低下してしまいます。

薬物療法

甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモン不足)の人は、体重が増えやすく、減量が難しいことが多いです。ホルモンバランスの乱れは食事だけで改善できないため、合成ホルモン(薬)を服用してホルモンレベルを正常に戻す必要があります。ただし、適切な食事を併用すれば、過度な体重増加を抑えることができます。

食事

甲状腺機能低下症の方は、バランスの取れた健康的な食事を心がけましょう。体重増加を完全に防げない場合でも、食生活を整えることで影響を最小限に抑えられます。
・果物や野菜を中心に摂取する(水分が多く、カロリーが低い)
・鶏肉や魚などの赤身肉でタンパク質と良質な脂質を補う
・揚げ物やバター・油の過剰使用は避け、脂肪分を抑える
・加工食品は消化が難しいため控える
・塩分は控えめにし、余分な水分保持を防ぐ

バランス

脂肪や加工食品を減らすことは大切ですが、カロリー摂取が極端に少ないと逆効果です。必要なエネルギーが不足すると、体は「飢餓モード」に入り、脂肪を燃やさずに蓄えるようになります。その結果、体重が増えることがあります。食事内容を変更する際は、必ず主治医と相談し、甲状腺機能低下症に適したプランを作成しましょう。

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