歴史
昔は、土地や家畜、家族の世話を通じて自然に体を動かし、健康を保っていました。産業革命以降、トラクターやオフィスチェアといった便利な道具が普及し、座りがちな生活が当たり前になりました。その結果、かつては食べた分のカロリーをすぐに消費していた私たちも、今では朝食のシリアルすら燃やし切れないことが多くなっています。健康を維持するには、意識的に運動時間をスケジュールに組み込む必要があります。
ポイント
米国政府の専門家パネルは、平均的なアメリカ人が健康なウエストラインを保つために、1日90分の運動を推奨しています。一度にまとめて行うのは難しいですが、10分単位に分割すれば実行しやすくなります。
たとえば、テレビのコマーシャルの合間にその場で足踏みしたり、腕を大きく振ってみたりしましょう。職場で階段を上るときは、下りも数階分は歩くように心がけるだけで、無理なく運動量を増やせます。
継続すれば1週間ほどで服のサイズが変わり、体が軽くなったと実感できるでしょう。歩くことは低負荷・低コストで最も手軽なエクササイズです。良い靴さえあれば、膝や股関節への負担を減らし、足元の「すり足」になりがちな高齢者の転倒リスクも低減します。
効果
体重が減少したり体型が維持できると、心臓への負担が軽減され、血液や栄養素がスムーズに全身へ供給されます。また、サイズの小さい服が買えるようになるほか、膝・背中・股関節・足への圧力が減り、関節痛の予防にもつながります。
さらに、心血管疾患、糖尿病、がん、呼吸器疾患のリスク低減や、寿命の延長といった長期的な健康効果も期待できます。インターネット上には、健康維持がもたらす経済的・家族的メリットを紹介する情報が豊富にあります。
考慮すべき点
すでに運動習慣がある人は、継続すると同時に新しいチャレンジを取り入れると良いでしょう。新しいスポーツを始めたい場合は、ジムのインストラクターや友人に相談し、メンターを見つけることをおすすめします。
健康への第一歩を踏み出すなら、地域のサポートグループ(例:Weight Watchers)や、無料で利用できるオンラインコミュニティ(例:SparkPeople)に参加するとモチベーションが保ちやすくなります。食事記録や活動量の管理、栄養情報の提供、仲間との励まし合いが得られます。
専門家の見解
フィットネスは「目的地」ではなく「旅路」です。誰でも調子が悪い日があることを忘れず、無理に全てを断つのは逆効果です。ドーナツやチョコレートが食べたくなったら、少量だけ楽しんでみましょう。完全な禁欲は罪悪感を招き、結果的に過食につながります。
週に2ポンド(約1kg)程度の減量を目指すのが現実的です。1週間頑張ったら半日は好きなものを食べてリフレッシュし、翌日からまた元のペースに戻すと、罪悪感が減り、次の「ご褒美」も楽しみにできます。
