Hoodia gordoniiの茎エキスとは?
歴史的使用
2003年4月号の『ナショナルジオグラフィック』は、サン族(ブッシュマン)がHoodia gordoniiをどのように利用してきたかを特集しました。この多肉植物は南アフリカ、アンゴラ、ボツワナ、ナミビアに限られた分布で、カラハリ砂漠で何千年もの間、飢えをしのぐために利用されてきました。1963年に南アフリカの国立研究所が研究を開始し、動物実験で体重減少が確認されました。イギリスのPhytopharm社は、効果の原因がステロイド配糖体p57であると特定し、以降2000万ドル以上(2010年時点)を投入して研究を続けています。PfizerやUnileverなど他の大手企業も同様に研究に参加しています。
茎エキス
約20種あるHoodiaの中で、p57を含むことが確認されているのはHoodia gordoniiだけです。しかし、p57の合成は現在のところ実現できておらず、製造コストも非常に高いとされています。ハーブ専門家は、食欲抑制効果が期待できるのはカラハリ砂漠産のHoodia gordoniiの茎エキスだけだと指摘していますが、需要に対して供給は不足しています。
Hoodia gordoniiの確保の難しさ
市場に出回るハーブ製品の品質管理は不十分です。メディアでHoodiaの減量効果が取り上げられると、多くの販売業者が参入し、価格は高騰します。News TargetのMike Adamsによれば、販売されているHoodia製品の約3分の2は不純物が混入しているか、独立した検査を受けていないとされています。独立系と称するウェブサイトも、実は販売業者が運営しているケースが多く、情報の信頼性は低いです。
購入者向けガイドライン
「全草濃縮エキス」は有効成分が含まれる茎エキスとは異なります。必ずカラハリ砂漠産のHoodia gordoniiであることを確認し、独立した検査機関による成分分析結果を提示している製品を選びましょう。価格が極端に安い場合は、中国やメキシコからの輸入品である可能性が高く、効果が期待できません。
副作用
長期的な臨床試験は実施されていません。ダイエットサプリの過度な依存は体重管理の本質を損なう恐れがあります。栄養バランスの取れた食事と適度な運動と併用することが重要です。また、一部のメーカーはカフェインやエフェドリンを添加しており、これらは不安感、眠気、心拍数上昇などの副作用を引き起こすことがあります。
