ビタミンDサプリで体重減少を促す方法と注意点
ミネソタ大学の2009年の研究によると、低カロリーダイエット開始時の体内ビタミンD濃度が高いほど、体重減少が大きくなることが示されています。
ビタミンDの基本情報
ビタミンDは脂溶性ビタミンで、カルシウムの吸収を助け、血中のカルシウムとリンのバランスを保ちます。また、脳に満腹感を司るホルモン「レプチン」の産生を促すシグナルを送ります。
ビタミンDの主な供給源
自然にビタミンDを得られるのは、UVBを含む日光と、魚の肝油やサーモン、マグロ、サバなどの魚肉です。市販のマルチビタミンや朝食用シリアル、ヨーグルト、オレンジジュースにもビタミンDが添加されています。
推奨される1日の摂取量(目安)
米国医学研究所(IOM)によると、50歳未満の成人の適正摂取量(AI)は1日200 IU、上限摂取量(UL)は2,000 IUです。2009年3月にIOMはビタミンDとカルシウムの新たな推奨摂取量の検討委員会を設置しました。
体重減少を目的としたビタミンDの摂取量
体重減少のために特定のビタミンD摂取量は定められていません。過剰摂取は中毒のリスクがあるため、サプリを始める前に医師と相談し、血中の25(OH)D濃度を測定して適切な量を決めることが重要です。
研究結果とエビデンス
2004年以降のいくつかの小規模研究で、ビタミンD濃度と体重、体重減少に相関があることが報告されています。特に、ミネソタ大学の研究(2009年、ワシントンD.C.で開催された内分泌学会第91回年次総会で発表)は、ダイエット開始前の血清ビタミンD濃度が高いほど、減量効果が大きいことを示しました。
