カルニチンと体重減少の真実

カルニチン(L-カルニチン)は、アミノ酸から体内で合成される化合物で、擬似アミノ酸とも呼ばれます。脂肪酸をミトコンドリアへ運び、エネルギーに変換する役割を持ち、赤身肉や乳製品、アボカドなどの食品にも含まれます。減量を目的としたサプリメントとしても広く利用されています。

事実

カルニチンは腎臓と肝臓で生成され、精子、心臓、筋肉など体内のさまざまな部位に存在します。心臓病、アルツハイマー病、勃起不全、甲状腺機能亢進症、慢性疲労症候群などの治療にも使用された例があります。

使用法

減量補助としてだけでなく、運動パフォーマンスの向上を目的に摂取されます。筋肉増強の効果や食欲抑制作用があるとされ、ボディビルダーやフィットネス選手の間で人気です。

有効性

減量効果については賛否があります。2002年にドイツの栄養科学研究所が実施した研究では、カルニチン摂取が体重減少に有意な影響を与えなかったと報告されています。一方で、競技前に脂肪を減らし筋肉を際立たせるために多くのアスリートが使用しており、エネルギー供給の面で役立つと評価されています。

用量

減量目的の推奨摂取量は1日あたり1,000〜2,000 mgです。食事と食事の間に分けて摂取するのが一般的です。パフォーマンス向上を狙う専門家はこの量の2倍程度を摂ることがありますが、一般の方には推奨されません。

注意事項

糖尿病、腎臓病、高血圧、肝臓疾患のある方は、医師に相談せずに摂取しないでください。また、アキュテイン、AZT、バルプロ酸などの薬剤と相互作用する可能性があります。下痢、発疹、体臭などの副作用が報告されることもあります。

減量(体重減少) - 関連記事