減量とL-チロキシンの活用法
甲状腺の役割
甲状腺は体が必要とするエネルギーを作り出す働きを司り、体温調節や他の臓器の機能をサポートします。エネルギー生成の過程で、甲状腺はチロキシン(T4)とトリヨードサイロニン(T3)という2つのホルモンを分泌し、脂肪・炭水化物・たんぱく質を燃焼させます。
L-チロキシンとは
L-チロキシンは合成甲状腺ホルモンで、自然に分泌されるチロキシンの働きを模倣します。高用量であれば、摂取カロリーが多くても脂肪燃焼が促進されますが、低用量でも脂肪だけでなくたんぱく質や炭水化物も燃やすため、筋肉量が減少するリスクがあります。
作用メカニズム
チロキシンは基礎代謝を上げ、エネルギー消費が増加します。運動時には血中のチロキシン濃度が約30%上昇し、その効果が持続するため、L-チロキシンの脂肪燃焼効果がさらに高まります。
推奨投与量
アスリートは筋肉を保ちつつ脂肪燃焼効果を得るため、1日あたり200〜400µgのL-チロキシンを使用することが多いです。400〜600µgは「大量投与」と見なされます。まずは低用量から開始し、1週間程度で徐々に200〜400µgの範囲に増やすのが安全です。
副作用と注意点
適切に使用すれば安全性は高いですが、過剰投与や急激な増量は手の震え、発汗、下痢、不眠、吐き気、心拍数上昇などの副作用を引き起こすことがあります。
