非常に低カロリーダイエット(VLCD)とは何か?
非常に低カロリーダイエット(Very Low Calorie Diet、略称VLCD)は、1日あたり1000kcal以下という極端に低いエネルギー摂取で、肥満が進行し通常の食事療法が効果を示さない、または実行不可能な場合に医師の管理下で行われる減量法です。健康リスクを最小限に抑えるため、必ず専門医の指導のもとで実施してください。
VLCDのカロリー基準
VLCDは1日1000kcal以下の食事を指します。一般的な減量プランが体格や目標に応じて1500〜2200kcalを目安とするのに対し、VLCDは極端な状況向けの解決策です。目安として、1000kcalはオリーブオイル約8杯分に相当します。
VLCDの実施方法
ほとんどのVLCDは医師の監督下で、事前に用意された置換用シェイクやエナジーバーでカロリーを管理します。食事の選択肢が限定されるため、従来のダイエットよりも不正行為が起きにくく、計画通りに進めやすくなります。
対象者
主にBMIが30以上の重度肥満者が対象です。特定の医療上の緊急事態(例:心臓発作の危機)においては、BMIが27〜30でも医師の判断でVLCDが適用されることがあります。
メリット
従来のダイエットが週に0.5〜1kg(1〜2ポンド)の減少を目指すのに対し、VLCDは週に1.4〜2.3kg(3〜5ポンド)の減量を目指します。急速な体重減少は高血圧、糖尿病、コレステロールなどの慢性疾患の改善にも寄与します。
副作用
極端にカロリーが低いと筋肉量も減少しやすく、下痢や便秘といった消化器症状が現れることがあります。ただし、体重増加が健康リスクを上回る場合は、筋肉維持よりも体重減少が優先されます。
