カロリーサイクリング(カロリージグザグ)ダイエット
カロリーサイクリング(カロリージグザグ、カロリーシフト)とは、体の代謝を常に変化させることで脂肪燃焼を促進し、体重を減らすことを目的とした食事法です。摂取カロリーを一定に保たず、日々変動させることで代謝が安定状態(ホメオスタシス)に達せず、常に「燃えている」状態を維持します。
戦略(Strategy)
まず、減量に必要な1日の総カロリー量を算出します。年齢、体重、性別、身長を基に基礎代謝量(BMR)を求め、活動レベルに応じた係数で調整します。
男性のBMR計算式
66 + 12.7 × 身長(インチ) + 6.23 × 体重(ポンド) - 6.76 × 年齢
女性のBMR計算式
655 + 4.7 × 身長(インチ) + 4.35 × 体重(ポンド) - 4.7 × 年齢
上記の結果に以下の活動係数を掛けます。
- 座りがち: 1.2
- やや活動的: 1.375
- 活動的: 1.55
- 非常に活動的: 1.725
例:身長180cm(約71インチ)、やや活動的、35歳、体重68kg(約150ポンド)の男性の場合、1日の必要カロリーは約2,600kcalとなります。
カロリーサイクリングでは、算出した1日の目標カロリーをそのまま毎日摂取せず、数日ごとに量を変化させます。「同じカロリーを2日続けて摂取しない」ことが基本です。
原則(Principles)
サイクルの組み方は複数ありますが、代表的なパターンを紹介します。
- 「2日間は目標カロリー、次の日は数百kcal多め」→このサイクルを繰り返す。
- 「4〜5日間は目標カロリーを維持し、次の日は数百kcal多め」→同様に繰り返す。
- 「1日目は低カロリー、2日目は高カロリー」というジグザグ方式。たとえば1日目1,000kcal、2日目2,000kcalと交互に摂取する。
いずれの方法でも、体が特定のカロリー量に順応する機会を与えないことが目的です。
効果(Results)
エリザベス・ウィルソンは、カロリーサイクリングは「カロリー数を混ぜることで代謝が刺激され、体重が減少しても代謝が低下しにくい」と述べています。ジェレミー・リクネスも同様に、ジグザグ方式は「脂肪を燃焼しつつ筋肉を増やすミニサイクル」を可能にし、結果として体重減少・筋肉増加・高い代謝率を維持できると指摘しています。
