減量に必要なカロリーの把握と調整方法

カロリー摂取は体重を減らす上で重要な要素です。必要なカロリーは活動レベルや性別、摂取するカロリーの種類などで決まります。自分のカロリー必要量を把握し、適切に調整することで減量を促進できます。

カロリーの目安

米国農務省(USDA)は、19~30歳の女性の場合、座りがちな生活(sedentary)では1日あたり1,800kcal、やや活動的(moderately active)では2,000~2,200kcal、活発(active)では2,400kcalを目安としています。14~15歳と31~50歳の女性は、これらの数値から200kcalを差し引きます。男性は同じ年齢層で、座りがちな生活なら2,400kcal、やや活動的なら2,600~2,800kcal、活発なら3,000kcalが目安です。14~18歳と31~50歳の男性は、各数値から200kcalを引きます。USDAが「座りがち」と定義するのは、軽い家事やテレビ視聴といった日常的な活動です。自分の実際の摂取量を知るために、1週間ほど食事日記をつけてみましょう。

脂肪ゼロ食品について

「脂肪ゼロ」と表示された食品は、カロリー面で注意が必要です。脂肪は1gあたり9kcal、炭水化物とタンパク質はそれぞれ4kcalです。そのため、脂肪を抜くだけで総カロリーが大幅に減るわけではありません。量を適切に管理し、ラベルに記載されたカロリーと1回分の量を必ず確認しましょう。過剰に摂取すれば、減量どころか逆効果になる可能性があります。

カロリーと体重減少

米国国立衛生研究所(NIH)の調査によると、摂取カロリーの「種類」よりも「総量」の方が体重減少に大きく影響します。1日あたり750kcal削減したグループでは、6か月で平均13ポンド(約5.9kg)の減量が見られました。たんぱく質、炭水化物、脂肪のどれを減らしても、減量効果に大きな差はありませんでした。1日500kcal削減すれば、1週間に約0.45kg(1ポンド)の減量が期待できます。

活動レベルと消費カロリー

「やや活動的」とは、1日1.5~3マイル(約2.4~4.8km)を息切れしないペースで歩き、日常の軽い活動も行う状態です。「活発」とは、1日3マイル以上をやや息が上がるペースで歩き、加えて日常の活動も行う状態を指します。体脂肪1ポンドは約3,500kcalに相当するため、1ポンドの脂肪を減らすには同等のカロリーを消費する必要があります。バスケットボール、ランニング、サーキットトレーニング、縄跳び、階段昇降などは、1時間あたり400kcal以上の消費が期待できます。週に3回以上、30~60分の高強度有酸素運動を行うことが、カロリー消費と減量に効果的です。

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