永続的な減量を促す催眠療法

導入(誘導)

催眠誘導は、患者をリラックスしつつ集中した状態へ導くためのガイド付きイメージングが中心です。通常は横になり、一定の点を見つめた後に目を閉じ、次の段階である暗示の提示へと進みます。

暗示

催眠術者は事前に用意したスクリプトを読み上げます。瞬時に効果が現れる暗示と、セッション後も継続的に効く暗示が組み合わされています。

減量

減量に関する暗示は、食事に対する否定的な習慣を断ち切ることを目的とします。例えば、ストレスや感情的な不安で過食しがちな人には「本当に空腹でない限り食べない」という暗示を入れます。また、基礎代謝を無意識に高め、安静時でもカロリー消費が増えるよう促す内容も含まれます。さらに、高カロリー食品への魅力を低減し、健康的な選択肢への関心を高める暗示も加えられます。

運動

減量催眠の根底にある考え方は、適切な心構えさえあれば多くの成果が得られるというものです。そのため、患者が運動を楽しみ、自然に取り入れたくなるような暗示が組み込まれます。これにより、運動への抵抗感が減り、継続的に体を動かす習慣が身につきます。

結果

『Journal of Consulting and Clinical Psychology』に掲載された研究では、催眠療法を受けた女性は9週間で平均17ポンド(約7.7kg)減量しました。また、1985年の『Journal of Clinical Psychology』の研究でも、催眠治療後も長期にわたり減量効果が持続することが報告されています。

副作用と合併症

不安、めまい、吐き気などの副作用は主に誘導中に起こることがあります。稀に過去のトラウマが無意識に呼び起こされるケースも報告されています。これらを防ぐためには、経験豊富な催眠療法士を選ぶことが重要です。

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