緑茶は体重減少に効果があるのか?

緑茶はインドや中国、日本などで古くから親しまれ、健康に良いと称賛されてきました。近年、メディアでは「痩身の最強アイテム」として取り上げられることが増えています。万能薬ではありませんが、体重管理のサポートになる可能性があります。

緑茶と代謝

臨床研究によれば、緑茶は代謝を高め脂肪燃焼を促すとされています。例として、1999年にジュネーブ大学が行った実験では、10名の男性に次の3つの条件のいずれかを1日3回投与しました。

  • カフェイン50mgとエピガロカテキンガレート(EGCG)90mgを含む緑茶エキス
  • カフェイン50mgのみ
  • プラセボ

緑茶エキスを摂取したグループは、安静時代謝が約4%上昇しましたが、カフェインのみのグループでは変化が見られませんでした。緑茶に含まれるポリフェノール(特にカテキン)が脂肪燃焼を助けると考えられています。

緑茶と食欲

「Clinical Nutrition」誌に掲載された研究では、緑茶が満腹感を高め、空腹感を抑制することで体重減少をサポートする可能性が示されています。シカゴ大学の研究では、緑茶エキスを注射したラットの体重が最大21%減少し、1週間で摂取カロリーが約60%減少したと報告されています。緑茶は血糖値の調整作用もあり、食欲抑制に寄与すると考えられます。

緑茶とコレステロール

メリーランド大学医療センターの調査によると、緑茶は総コレステロールを低下させ、善玉コレステロール(HDL)を上昇させる効果があります。男性を対象とした研究では、緑茶を飲む群で総コレステロールが低い傾向が確認されました。また、動物実験では、緑茶が腸からのコレステロール吸収を阻害し、体外への排泄を促すことが示されています。

緑茶と余分なカロリー

普段コーヒーに砂糖やクリームを入れて飲む代わりに、緑茶に置き換えるだけで余分なカロリー摂取を抑えることができます。

注意点

カフェインに敏感な人や高血圧の方は、緑茶のカフェインが副作用を引き起こすことがあります。その場合は、カフェイン抜きの緑茶エキスを利用するか、医師に相談してください。

減量(体重減少) - 関連記事