減量に効果的な高タンパク食品のおすすめ
科学的根拠
ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジのRachel L. Batterham医学博士によると、消化過程で分泌されるホルモンPYYは食欲抑制に働きます。このPYYの分泌は高タンパク質食品の摂取によって促進され、肥満対策の一助になるとされています。
実験では、タンパク質が豊富な食事を摂った被験者は、満腹感が長く続き、結果として体重減少が促進されました。
必要なタンパク質量はどれくらい?
「タンパク質が豊富」と表記される食品は、1食あたり10g以上のタンパク質を含みます。最低でも5g以上含む食品を「良質なタンパク源」と見なすことができます。
米国農務省(USDA)の食事指針では、1日の総エネルギーの10〜35%をタンパク質から摂取することが推奨されています。できるだけ脂肪分の少ないタンパク質を選ぶことが重要です。
おすすめの高タンパク食品
・皮なしの鶏胸肉・七面鳥胸肉
・サーモン、ヒラメ、タラなどの冷水魚
・鴨胸肉
・低脂肪カッテージチーズ
・大豆、豆類、レンズ豆
・牛肉、豚肉、羊肉(脂肪分が少ない部位)
・全粒粉製品
・植物性タンパク質として大豆ミートやテンペ、豆腐などの加工品
・プロテインパウダーやシェイクといったサプリメント
バランスの取れた食事のポイント
極端な超低炭水化物・高タンパクダイエットの効果はまだ議論中ですが、専門家の多くは「野菜と果物を豊富に、脂質は低めに」したバランスの良い食事が健康的な体重管理に最適としています。高タンパク食品を選ぶ際は、飽和脂肪酸が少ないものを優先し、他の食材群を完全に排除しないことが大切です。新しい食事法を始める前には、必ず医師や栄養士に相談してください。
