リリカ(プレガバリン)で不安を和らげる方法と副作用
リリカは米国ファイザー社が販売する医薬品で、有効成分はプレガバリンです。主に神経障害性疼痛、帯状疱疹後神経痛、線維筋痛症、部分発作の補助療法に用いられます。欧州連合(EU)では、全般性不安障害(GAD)に対する治療薬としても承認されています。
形状・強度・用量
リリカはカプセル剤で、25 mg、50 mg、75 mg、100 mg、150 mg、200 mg、225 mg、300 mg、400 mg の9種類の強度が用意されています。米国政府の医薬情報サイト DailyMed の推奨では、1日3回の服用が基本とされ、徐々に用量を増やすことで体が薬に慣れ、血中濃度が安定します。
- 開始用量は150 mgが一般的です。
- 最大用量は症状により300 mg~400 mgまで調整可能です。
- 不安症状の治療では通常300 mgが上限とされますが、線維筋痛症の場合は400 mgまで使用されます。
不安治療への使用
不安症状に対するリリカの適正用量は個々の症例に応じて決定されます。Epilepsy.EmedTV が指摘するように、プレガバリンの体内での正確な作用機序は完全には解明されていませんが、脳内のカルシウムチャネル阻害により過剰な神経興奮を抑えると考えられています。米国ではGADに対する正式な承認はありませんが、イギリス・ロンドン大学インペリアル・カレッジ医学部の精神科教授スチュアート・モンゴメリー博士は、リリカは既存の抗不安薬の補助的な選択肢として有望であり、激しい気分変動を抑える効果が期待できると述べています。
副作用
プレガバリンの副作用は、他の抗不安薬と類似しています。主な症状は以下の通りです。
- 筋肉痛・皮下出血・あざができやすい
- めまい、疲労感、うつ状態
- 記憶障害、協調運動障害、集中力低下
- 口渇、皮膚発疹
- 自殺念慮がある患者では自殺リスクが増大する可能性
副作用が疑われる場合は、速やかに医師に相談し、必要に応じて用量調整や薬剤変更を検討してください。
