不安がもたらす体の痛み

関節炎と線維筋痛症

関節炎は関節やそれをつなぐ組織に激しい痛みが生じる疾患です。

線維筋痛症は、原因不明の全身に広がる痛みや違和感が特徴です。臨床精神医学誌の研究によれば、不安障害を持つ人は線維筋痛症を発症するリスクが約7倍に上昇します。

片頭痛

片頭痛は普通の頭痛とは異なり、片側または両側のこめかみ部に強い痛みが生じ、最長で2日間続くことがあります。研究では不安障害患者に片頭痛が併存しやすいことが示されています。

合併症

激しい体の痛みは不安障害や他の精神疾患を悪化させ、抑うつ感やネガティブな思考を強めます。その結果、治療が困難になり、生活の質が低下します。

治療法(薬物療法)

主な治療は薬物療法です。精神科医は不安を軽減すると同時に疼痛も和らげる薬剤、たとえば低用量の選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)を選択することがあります。多くの場合、痛みは不安やストレスが原因であるため、不安障害を治療すれば痛みも軽減します。

代替療法

認知行動療法(CBT)やニューロフィードバックなどの代替療法は不安障害に有効とされています。CBTは否定的な思考を前向きで自己肯定的な考えに置き換えることを目的とし、ニューロフィードバックは脳波をモニタリングしリラックスした波形を促進します。これらは直接的な疼痛管理を目的としたものではありませんが、不安が原因の疼痛を軽減する効果が期待できます。

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