潜在意識を活かすマインドパワー・テクニック
はじめに
人間の心は「意識」と「潜在意識」の二層に分かれます。思考できるのは意識だけで、潜在意識は繰り返しによって訓練されます。新しいことを学ぶには、考えと行動を何度も繰り返し、潜在意識に定着させる必要があります。自転車の乗り方や車の運転のように、やがて自動的にできるようになるのです。
ビジュアライゼーション(視覚化)
成功するためには、成功した自分をイメージすることが重要だと言われています。自分や周囲が設定した限界を克服するには、日々の練習が欠かせません。まずはネガティブな考えをポジティブな考えに置き換え、否定的な言葉を語彙から排除しましょう。そうすれば、目標を達成した姿を具体的に思い描くことができ、目標が現実味を帯びます。このビジュアライゼーションは繰り返すことで潜在意識に定着し、自然な行動となります。
瞑想
ビジュアライゼーションやポジティブ思考は、瞑想によってさらに高められます。毎日数分だけ自分の時間を確保し、静かな場所(駐車場の車の中でも構いません)でリラックスしましょう。目を閉じて深呼吸を数回行い、全身の緊張を解き放ちます。瞑想は心身を落ち着かせ、否定的な思考を手放してポジティブな考えを受け入れる余地を作ります。慣れれば、診察室の待合室やバスの中でも瞑想できるようになります。
サブリミナル・メッセージング
聴覚的サブリミナルメッセージは、覚醒時や睡眠時に利用できる軽度の催眠です。ポジティブなアファメーションを録音したMP3やカセットを、好きな場所で流すだけです。意識的に聞いていなくても、潜在意識は情報を受け取り、徐々にネガティブな思考をポジティブに置き換えていきます。
集中力トレーニング
集中力の低下は学生からビジネスパーソンまで誰にでも起こり得ます。集中力が目標達成の障壁になることは少なくありません。次の簡単なエクササイズを毎日実践しましょう。両手をこめかみに当て、目を閉じて「すべての雑音を取り除き、タスクに全エネルギーを注ぐ」と自分に言い聞かせます。これを3回繰り返し、深呼吸しながら5までゆっくり数えます。手を下ろし目を開けたら、同様の手順を1日2〜3回、21日間続けます。集中力が大幅に向上し、必要なときには短縮版でリフレッシュできます。
