セラピーに活かすコミュニケーションスキル

執筆は、50分間の対面セラピー以上に個人の内面を明らかにします。セラピーは予約された時間内で、事前に話す内容を整理しますが、執筆は感情が新鮮なうちに行えるため、自己の正直さが求められます。出来事が過ぎてから語ることも治療的ですが、重要なディテールや気づきを見落としがちです。

日記を書くこと(ジャーナリング)

テキサス大学オースティン校の心理学者は、ジャーナリングが健康改善に寄与すると指摘しています。研究によれば、喘息や関節炎の症状軽減が報告されています。日記の書き方は様々で、毎日の出来事を綴る人もいれば、親しい友人や家族に語りかけるように書く人もいます。「親愛なる日記へ」や「○○へ」と宛名を書くことで、書く側はより率直に感情を表現できると感じます。専門家の結論は、執筆が精神的・身体的ストレスを軽減し、全体的な健康を促進するということです。

音楽の活用

モントリオールのマギル大学のダニエル・レヴィティン博士は、音楽が快楽刺激に反応する脳領域を活性化し、チョコレートと同様の快感をもたらすと述べています。さらに、アルツハイマーなどの重度疾患患者にとって、音楽にまつわる記憶が最も残りやすいとされています。歌唱は脳内で自然な鎮痛物質を生成し、表現的な執筆(歌詞作成)は、一般的な日記よりもうつ症状の改善に効果的です。困難な時期や感情的な揺れを抱える友人には、過食や孤立といった回避行動の代わりに、ラップやポップソングを作ってみることを勧めましょう。

詩の力

詩が医療に役立つか疑問に思うなら、米国医学会誌(JAMA)が詩を掲載している事実をご覧ください。フロリダ大学ゲインズビル校の臨床心理学教授は、詩が困難な状況を整理し理解する手助けになると述べています。1810年にベンジャミン・ラッシュ医師が設立した病院に図書室を併設し、患者に読書を処方したのは、すでに2世紀前から医師が詩や文学の治療効果に注目していた証拠です。研究は、詩の読書・執筆が身体的疾患だけでなく、心理的な症状の緩和にも寄与することを示しています。

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