ボツリヌス症を予防する方法

ボツリヌス症とは

ボツリヌス症は食中毒とイメージされがちですが、実は「食中毒型」「乳児型」「創傷型」の3種類があります。いずれも適切な予防策を講じれば防げます。

予防策

  1. 乳児にはちみつを与えない

    1歳未満の乳児に蜂蜜を与えると、ボツリヌス菌の芽胞が腸内で増殖し、毒素を産生してボツリヌス症を起こす恐れがあります。蜂蜜は必ず1歳以上になるまで与えないようにしましょう。

  2. 創傷の適切な管理

    土壌中に自然に存在するボツリヌス菌が開放創に感染すると創傷型ボツリヌス症が発症します。創部は石鹸と流水でしっかり洗浄し、バシトラシンなどの抗生物質軟膏を塗布して清潔な絆創膏で覆いましょう。感染の兆候が見られたら速やかに医師の診察を受けてください。

  3. 低酸性食品の安全な保存

    低酸性の野菜(インゲン、ビーツ、かぼちゃなど)を保存する際は、水浴罐ではなく必ず加圧罐を使用し、ボール社の「ブルーブック」など信頼できる家庭用缶詰マニュアルのレシピを厳守してください。加圧処理が不十分だとボツリヌス菌が増殖しやすくなります。

  4. 缶詰食品の加熱確認

    家庭で保存した缶詰は、食べる前に必ず10分以上沸騰させて加熱し、残存する可能性のあるボツリヌス毒素を失活させましょう。

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