血液コレステロールの正常範囲と健康管理
検査について
血液コレステロールは、リピッドプロファイルと呼ばれる総合的な血液検査で測定します。検査は、12時間程度の絶食後に血液を採取するだけの簡単な手順です。
コレステロールの種類
コレステロールは主に3つの指標で評価されます。
- LDL(悪玉コレステロール):動脈壁に蓄積しやすく、動脈硬化の原因となります。
- HDL(善玉コレステロール):余分なコレステロールを肝臓へ運び、除去を助けます。
- 総コレステロール:LDL、HDL、トリグリセリド(中性脂肪)を合算した数値です。
正常範囲
- HDLはできるだけ高く、目安は60 mg/dL以上。
- LDLは低い方が望ましく、70〜100 mg/dL未満が理想。
- 総コレステロールは200 mg/dL未満が目標です。
健康への重要性
総コレステロールが240 mg/dLを超えると、冠動脈性心疾患のリスクが約2倍に増加し、動脈硬化が進行します。米国心臓協会によれば、冠動脈性心疾患は米国で最も多い死亡原因で、年間約50万人がこの病で命を落としています。
誤解と注意点
コレステロールの数値は血液検査を受けなければ分かりません。米国国立コレステロール教育プログラムは、20歳以上の成人は5年に1回のリピッドプロファイル検査を推奨しています。
