オームメーター/マルチメーターで水の導電率(純度)を測定する手順
概要
純水(蒸留水またはイオン除去水)はイオンがほとんど存在しないため、抵抗が10 MΩ以上と非常に高くなります。一方、飲料水や加工用の自然水・湧き水・水道水は必ず何らかのイオンを含んでおり、導電率でその純度を評価できます。本手順では、オームメーターまたはデジタルマルチメーター(DMM)を用いて、水の導電率を測定し、純水で洗浄した部品が十分に清浄かどうかを確認する方法を紹介します。
必要なもの
- 測定用テープ
- 絶縁素材で作った円形ディスク
- 耐水性エポキシ樹脂
- 金属電極(2個)
- 絶縁電線(AWG 18〜22)
- ハンダごて
- ハンダ
- ニッパー
- 斜めカッター
- ニードルノーズプライヤー
- デジタルマルチメーター(DMM)
- 液体石鹸
- イソプロピルアルコール
手順
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テストしたい位置からDMMを設置できる位置までの距離を測ります。その距離分だけ絶縁電線を2本用意し、斜めカッターで切り取ります。
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各電線の先端から約1.3 cm(半インチ)離れた箇所の絶縁被覆を、カッターで円形に切り取り、被覆だけを剥がします。4本すべての端で同様に行います。
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ハンダごてとハンダを使い、剥がした端を電極に接続し、はんだ付けして電気的・機械的に固定します。
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もう一本の電線でも同様に電極にハンダ付けし、各電線の先端に電極が取り付けられた状態にします。
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エポキシ樹脂を少量取り、電極の裏側(ディスク側)に貼り付けます。エポキシが電極表面や隣接部に広がらないよう注意し、電極が完全に露出したままにします。
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もう一方の電極でも同様にエポキシで固定し、2つの電極間の距離を約6 mm(1/4インチ)に保ちます。エポキシが完全に硬化するまで待ちます。
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電線の未接続端をそれぞれDMMの端子に接続します。正極(+)側に一方、負極(-)側にもう一方を接続します。
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ディスクを液体石鹸で洗浄し、流水でよくすすいだ後、イソプロピルアルコールで再度拭き取ります。これにより、測定時の汚染を最小限に抑えます。
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DMMの測定範囲をメガオーム(MΩ)に設定し、電極をテストする水に浸します。表示された抵抗値が低いほど導電率が高く、イオンが多く含まれていることを示します。
