2型糖尿病の食事ガイド
2型糖尿病と診断された方は、過度に制限された一生涯の食事を強いられるわけではありませんが、血糖コントロールのために食習慣の見直しが必要です。治療計画には、医療栄養療法と体重減少を目指す食事が含まれます。体重を減らすことで心疾患などのリスクが低減し、インスリン抵抗性も改善されます。
果物と野菜
糖尿病患者は、低カロリーで水溶性食物繊維を豊富に含む果物と野菜を積極的に摂取すべきです。食物繊維は腸内での糖の吸収を緩やかにし、血糖上昇を抑えます。間食にはシロップが付いた加工品より、フレッシュな果物を選びましょう。体重管理と血糖管理のため、毎日新鮮な野菜をたっぷりとサラダに取り入れ、バターやトランス脂肪酸を含む濃厚ソースで過剰にコーティングしないようにします。
炭水化物
炭水化物は血糖コントロールで最も注意が必要な栄養素です。炭水化物は複合炭水化物と単純炭水化物に分かれ、体内で糖に分解されますが、食品ごとに消化速度が異なります。例えばジャガイモやキャンディバーは、摂取後5分から3時間で血糖に影響を与えます。一方、タンパク質は3〜6時間、脂質は最大8時間かかって消化されます。そのため、1日の炭水化物摂取量は食事ごとに均等に配分し、食事時間と内容を記録することが推奨されます。
糖尿病食事ピラミッド
米国糖尿病協会のガイドラインによれば、1日あたり6皿以上の全粒穀物・豆類・でんぷん質野菜(例:パン、豆、米、パスタ)を摂取すべきです。これらは良質な炭水化物とタンパク質、ビタミン、ミネラルを供給します。野菜は1日3〜5皿、果物は2〜4皿を目安にし、食物繊維とビタミンを補給します。乳製品は2〜3皿、肉・魚も同様に2〜3皿を摂取しましょう。甘味料や高脂肪のお菓子は極力控え、脂質はオリーブオイルやトランス脂肪フリーのバターなど、少量の健康的な油に限定します。
