1950〜1960年代の有名ダイエット食品

1920年代以降、米国ではダイエットがブームとなり、特に1950〜60年代に多くのブランド名ダイエット食品が登場しました。効果的なものもあれば、危険で不快なものもありました。

Metrecal(1959年)

Metrecalは1950年代に人気のダイエット商品です。

Metrecalは液体食事代替品の先駆けで、Mead Johnson社のC. Joseph Gensterが開発しました。粉末状で水に溶かして飲むタイプで、脱脂粉乳、豆粕、コーンオイル、ビタミン・ミネラルが配合され、1回225kcalでした。味は非常に不快で、飲むと吐き気を催すと評され、ユーザーはアルコールで割って飲むこともありました。体重は減らせたものの、短命に終わり、より美味しい代替品に取って代わられました。

No-Cal(1952年)

No-Calは1950年代のダイエット向け炭酸飲料です。

No-Calは1952年に発売された世界初のノーカロリーソーダで、当初は糖尿病患者向けに開発されました。映画スターのキム・ノヴァックらが広告に起用され、ダイエット志向の高まりと共に人気を博しましたが、コカ・コーラなど大手が同様の製品を投入し競争に負け、事業は終了しました。近年、レトロ感を売りに復活しています。

Knudsen Diet 225(1966年)

Knudsen Diet 225は実乳を使用した初のダイエットシェイクです。

1960年代に登場した液体ダイエット食品で、Knudsen Creamery社が開発し、1回あたり225kcalの「オリジナルダイエットシェイク」と称されました。実際の乳製品を使用した最初の製品とされています。

サッカリン(1950〜1960年代)

19世紀に発見されたサッカリンは、1960年代のダイエット飲料に使用されました。

サッカリンは1879年にコンスタンティン・ファルベルグが偶然発見した最初の人工甘味料で、エネルギーとして代謝されず血糖値を上げません。当初は糖尿病患者向けに使用され、1950〜60年代のダイエットブームで低カロリー飲料の甘味料として広く利用されました。

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