食品選択に影響を与える4つの要因とは?
食べるものは、体に直接プラスにもマイナスにも作用します。何を食べるべきかは簡単に決められることではなく、食欲だけでなく、病状や妊娠、体重、その他さまざまな要因が選択に影響します。
1. ダイエット
体重を減らしたいときは、実践しているダイエット法が食事の基準になります。低カロリー・低脂肪の食品を選んだり、糖質よりもタンパク質を中心にしたりするのが一般的です。たとえばアトキンスやサウスビーチなどの低炭水化物ダイエットでは、炭水化物よりも肉や魚、卵といったタンパク質を多く摂ります。キャベツスープダイエットのように、一日中キャベツスープと低カロリーの副菜だけで食事を構成する場合もあります。
2. 病気や健康状態
糖尿病や高コレステロール血症などの持病がある場合、食べるものが症状に直結します。糖尿病患者は血糖値を急上昇させる高GI食品(白米、パスタ、菓子類など)を控え、非でんぷん質野菜、全粒穀物、魚や鶏胸肉などの低脂肪・高たんぱく食品を中心に摂ります。高コレステロールの方は、マーガリンやバターなどの脂肪分の多い調味料を避け、オートミールや食物繊維が豊富な食品を選びましょう。
3. 妊娠
妊娠中は「二人分」の栄養が必要になるため、自然と食事に気を遣うようになります。胎児の成長に必要なビタミンやミネラルを確保するため、揚げ物よりも野菜を多めに摂ることが推奨されます。しかし、妊娠特有の食欲(甘いものやケーキ、ペストリーへの渇望)に負けてしまうことも多く、バランスを保つのが難しい場面もあります。
4. 食欲(クレービング)
栄養が不足すると体内のホルモンバランスが乱れ、血糖値やセロトニン濃度が低下しやすくなります。その結果、甘いものや塩辛いもの、炭水化物、アルコールへの欲求が高まります。欲求を満たすと一時的に気分が改善しますが、すぐに再びエネルギー補給を求めるサイクルに陥ります。規則正しい食事とバランスの取れた栄養素の摂取が、欲求のコントロールに重要です。
