VCUの朝食ダイエット研究:高カロリー朝食が体重減少と維持に効果的

Virginia Commonwealth University(VCU)の研究では、炭水化物・タンパク質・食物繊維を豊富に含む610kcalの朝食を摂る女性ダイエッターは、体重減少とその維持に成功したことが分かりました。一方、低炭水化物プランで290kcalの朝食のみを摂ったグループは体重は減ったものの、長期的な維持は難しかったと報告されています。

基本情報

  • ビッグブレックファスト(大きな朝食): 朝食610kcal、1日総摂取カロリーは1240kcal。朝食は炭水化物58g、タンパク質47g、脂質22gを含む。
  • ローカーボ(低炭水化物)プラン: 朝食290kcal、1日総摂取カロリーは1085kcal、炭水化物は17gに制限。

結果

  • 大きな朝食を摂った女性は、昼食時や一日を通して空腹感や食欲の衝動が少なく、減量計画を長期間続けやすかった。4か月時点でローカーボグループは平均28ポンド(約12.7kg)減少、ビッグブレックファストは平均23ポンド(約10.4kg)減少。しかし8か月後、ビッグブレックファストはさらに16.5ポンド(約7.5kg)減少したのに対し、ローカーボグループは約18ポンド(約8.2kg)増加した。

実践のコツ

  • 朝食に600kcalを一度に食べるのが難しい場合は、起床後2時間以内に2~3回に分けて摂っても構いません。
  • 高タンパク・高脂質・炭水化物をバランス良く含む600kcalの食事は工夫が必要です。例として、豆腐スクランブルとトースト、ワッフルにナッツバターを塗る、スムージーにナッツバターやミックスナッツを加える、ヨーグルトはギリシャヨーグルトに替えるなどがあります。

専門家の見解

  • CBSニュースが米国栄養士会のスポークスパーソン、ジョーン・サルジ・ブレイク(RD)氏に尋ねたところ、朝食を摂ることは過食や間食を防ぐ上で重要と評価しました。また、各食事にタンパク質を加えることで満腹感が長く続き、減量計画の継続に役立つと述べました。一方で、同氏は本ダイエットが低カロリー・低炭水化物過ぎる点を批判し、脳の正常な機能には1日最低130gの炭水化物が必要と指摘しました。そのため、昼食や夕食を増やす、あるいは追加のスナックを取り入れるなどの調整が推奨されます。

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