多発性硬化症(MS)に効果的な低炭水化物ダイエット
メイヨークリニックの情報によると、多発性硬化症(MS)は自己免疫が神経を覆う髄鞘を攻撃し、視力低下、倦怠感、運動制御障害、めまいなどの症状を引き起こす疾患です。主な治療は再発時の炎症を抑える抗炎症薬ですが、低炭水化物・抗炎症食が症状緩和に役立つ可能性があります。
食事法
低炭水化物食は炎症を抑える効果が期待でき、MS患者の症状軽減に寄与します。以下のポイントを守りましょう。
- 1日あたりの炭水化物は20〜30gに制限し、食事全体に均等に配分する。
- 摂取する炭水化物は野菜と果物のみとし、穀物は避ける。炎症を誘発しやすいためです。
- 主なエネルギー源はタンパク質と脂質で、ほぼ同量を目安にする。脂質はカロリーがタンパク質の2倍であることを考慮し、タンパク質を脂質の約2倍の量で摂取するとバランスが取りやすくなります。
- 具体的に摂取すべき食品例:ハードチーズ、各種肉類、魚介類、鶏肉、オリーブオイルやココナッツオイルなどの油、ナッツ・種子、バターやマヨネーズなどの脂質を含む調味料。
食事例
以下は1日のサンプルメニューです。
- 朝食:好みの調理法で調理した卵数個、ベーコンまたはソーセージ、ブロッコリーまたはキュウリの小皿(食物繊維補給)。
- 昼食:ターキー胸肉にハードチーズを添え、レタスとミニトマトのサラダをオリーブオイルドレッシングで。
- 夕食:好きな魚介類、アーモンド数粒、ほうれん草のソテー。
- 間食例:ビーフジャーキー、ナッツ、ナッツバター、チーズなど。
この食事法はMSを根本的に治すものではありませんが、従来の医療治療と併用することで炎症コントロールに有益です。
