炭水化物不足は悪寒を引き起こすか?
炭水化物不足は悪寒を直接引き起こさない
炭水化物は体のエネルギー源となる必須の三大栄養素ですが、欠乏しても通常は悪寒の原因にはなりません。
エネルギー不足時の代謝変化
体が必要とするエネルギーを炭水化物で賄えないと、脂肪やたんぱく質が代わりに分解されます。長期間続くと血中にケトン体が増える「ケトーシス」状態になります。
ケトーシスの主な症状は、倦怠感、吐き気、食欲低下などで、悪寒は一般的な症状としては報告されていません。
悪寒は主に発熱や炎症が原因
悪寒は感染症や炎症に伴う発熱と関係があります。体内でサイトカインや熱原(ピロゲン)が放出され、視床下部が体温上昇を指示します。その結果、体は熱を産生しようとして悪寒を感じます。
したがって、炭水化物の摂取が不足しているからといって直接的に悪寒が起こるわけではなく、悪寒は別の要因、特に感染や炎症が関与していることが多いです。
