胆嚢に優しい低脂肪食のすすめ

胆嚢とは

胆嚢は肝臓のすぐ下に位置する小さな臓器で、肝臓が産生した胆汁を貯蔵し、食事の消化時に小腸へ放出します。胆石や胆嚢炎で機能が低下すると、脂肪の消化が妨げられ、消化不良や胃排出遅延(胃腸麻痺)を引き起こすことがあります。

低脂肪食が有効な理由

胆汁は脂肪の吸収と分解を助けますが、胆嚢の機能が低下すると十分な胆汁が分泌されず、脂肪の消化が困難になります。その結果、胃の排出が遅れ、胃腸麻痺やその他の合併症が起こりやすくなります。さらに、脂肪・コレステロールが多い食事は胆石の形成を促進し、胆嚢疾患のリスクを高めます。したがって、脂肪摂取を抑える低脂肪食は、これらのリスクを低減する有効な手段です。

低脂肪食のポイント

総カロリーの30%未満を脂肪から摂取することを目安とします。具体的には、以下の食品を中心に食べましょう。

  • 果物、野菜、豆類、レンズ豆などの植物性食品
  • 全粒穀物(過剰摂取は控える)
  • 低脂肪乳製品
  • 鶏胸肉や魚などの脂肪の少ない肉類

ナッツ、種子、植物油などの脂肪は、少量にとどめて使用します。

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