グルテンフリー食品は通常の食品よりも優れていますか?
グルテンとセリアック病
グルテンは小麦、大麦、ライ麦などに含まれるたんぱく質です。セリアック病は米国で約1%の人が罹患しており、グルテン摂取に対して免疫系が異常反応を起こし、小腸に炎症を生じさせます。主な症状は下痢、貧血、骨痛、皮膚の疱疹様発疹(皮膚炎)です。
グルテン感受性
グルテン感受性は米国で最大1800万人に及ぶとされ、腸の炎症は起きませんが、グルテンを摂取すると腹痛、下痢、膨満感、ガスが増えることがあります。原因は完全には解明されていませんが、腸内細菌への影響が関与している可能性があります。
その他のメリット
セリアック病や感受性がなくても、グルテンフリー食品を選ぶことで、白い小麦粉で作られたパンやパスタ、加工菓子に含まれる人工保存料や精製炭水化物の摂取を減らせます。多くのグルテンフリー食は新鮮な果物や野菜、低脂肪乳製品、赤身タンパク質を中心に構成され、食物繊維やビタミン、ミネラルを豊富に摂取できます。
リスク
一方、医療的な理由がない人が無理にグルテンを排除すると、全粒穀物に含まれる食物繊維やビタミンB群、鉄分などの重要な栄養素が不足する恐れがあります。全粒穀物は心臓病や2型糖尿病、がんのリスク低減にも寄与します。グルテンフリー食を始める際は、管理栄養士や医師に相談し、バランスの取れた食事計画を立てることが重要です。
