経腸栄養の計算方法

手順

  1. 患者の正確な体重を医療用体重計で測定します。必要に応じて、ポンドをキログラムに換算するには、ポンド数を2.2で割ります。例:150ポンド ÷ 2.2 = 68kg。

  2. 患者の1日あたりのカロリー、ビタミン、タンパク質などの必要量を概算します。カロリーは体重(kg)×25〜35 kcal が目安です。68kgの患者の場合、68×25=1,700kcal が1日分の目安となります。

  3. 患者の特別な条件を考慮します。肥満患者はkg当たりのカロリーを20kcalに減らす、糖尿病患者には無糖の製剤を選ぶなど、年齢や腎不全などの診断に合わせた専用製剤があります。

  4. 使用する製剤の「1mLあたりのカロリー」を確認します。多くの製剤は1kcal=1mL の比率です。たとえば1日1800kcal が必要な場合、1800mL が目安になります。製剤が1mLあたり1.5kcal の場合は、1800 ÷ 1.5 = 1,200mL が必要量となります。

  5. 1日あたりの総ミリリットルを給餌時間(通常22時間)で割り、時間あたりの給餌速度を算出します。例:1800mL ÷ 22h = 81mL/h。

  6. 指示された速度で経腸栄養を開始します。開始速度は25〜50mL/h が一般的で、4〜6時間ごとに徐々に増量します。胃残量(ガストリックレジデュアル)を指示通り測定し、200mL 超える場合は給餌を中止することがあります。

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