ビワ(ローカット)の医学的利用

ビワ(ローカット)はバラ科に属し、別名日本プラムとも呼ばれます。暗緑色で光沢のある葉と、楕円形の黄色~オレンジ色の小さな果実が特徴です。中国と日本が原産で、多くの品種があります。葉と果実のどちらも栄養価がありますが、特に医療効果が高いのはビワの葉です。収穫後は常温で最大10日、冷蔵庫のガラス容器で最大1か月保存できます。葉はエキスやお茶としても市販されています。

咳への効果

漢方では、体内の気が滞ると熱が生じ、喉に痰が絡んで咳が出ると考えます。ビワの葉にはファルノキオールなどの揮発性油が豊富に含まれ、痰を喉から除去しやすくします。

吐き気・嘔吐の緩和

消化系のバランスが崩れると吐き気や嘔吐が起こります。ビワの葉を使ったお茶は胃酸の調整に役立ち、果実は嘔吐や渇きを抑える効果が報告されています。

がん予防・治療への可能性

ビワの葉はビタミンB群、特にB17と抗酸化物質を多く含み、がんの予防・治療に有用とされています。最新の研究では、皮膚がんの進行を抑制し、がん細胞の増殖を阻害する成分が確認されています。

糖尿病への効果

ビワは中国政府の承認を受け、糖尿病の予防・治療に用いられています。ビワの葉に含まれるトルメンティン酸と多糖類はインスリン分泌を促進し、血糖管理を助けます。

栄養 - 関連記事