USDAピラミッド(MyPyramid)を決める要因とは?
USDAピラミッドは米国農務省が策定し、食品の栄養表示の基礎となっています。1992年版ピラミッドの最新版として「MyPyramid」が発表され、最新の科学研究に基づき、個々の健康的な食生活を支援するためのパーソナライズされた情報を提供することを目的としています。
情報源
米国農務省と保健福祉省が共同で策定する「Dietary Guidelines for Americans(米国人の食事指針)」は、連邦の栄養政策の根拠となります。初版は1980年に出版され、その後1985年、1990年、1995年、2000年、2005年1月、そして2010年に改訂版が発表され、最新の情報はhealthy.govで入手可能です。ピラミッドの更新は食事指針諮問委員会の活動と連携して行われましたが、委員会自体がFood Guide Pyramid(mypyramid.gov)の改訂を直接担当したわけではありません。
利害関係の懸念
改訂された栄養ピラミッドは農務省によって承認されていますが、穀物系食品の摂取量を多く推奨する点や、ヴィーガン食を考慮していない点が指摘されています。また、ピラミッドの構成要素が食品業界のロビイストの影響を受けている可能性があるとの批判もあります。新しいピラミッドは炭水化物を多く摂取することを推奨しており、タンパク質中心・低炭水化物ダイエットを支持する研究と矛盾する点があります。
目的
米国農務省は過去100年以上にわたり栄養指導を行ってきました。MyPyramidは消費者が健康的な生活を維持し、長期的に健康に資する選択を行えるように、ツールやアドバイスを提供することを目的としています。パーソナライズされた栄養計算や学校向けのポスターなど、さまざまな資料が公式サイトで入手可能です。
研究とデザイン
新しいピラミッドを公開する前に、米国農務省はピラミッド形状、ピラミッドに似た形状、非ピラミッド形状など複数のデザインをフォーカスグループでテストしました。消費者テストを数回実施し、最も好評だったデザインを洗練させました。最新版は従来の形状を踏襲しつつ、身体活動を重要な要素として組み込んでいます。
ガイドライン
「Dietary Guidelines for Americans」は、食事と身体活動を通じて全体的な健康を促進し、慢性疾患の予防を目指す科学的根拠に基づく助言を提供します。2005年版と2010年版は2歳以上の一般人口を対象としており、連邦の食料・栄養教育・情報プログラムの基礎となっています。
