食品着色剤の種類と特徴

天然着色料

植物、動物、鉱物由来の成分で作られる着色料です。食品、医薬品、化粧品など幅広い分野で利用されます。代表的な原料はビートや藻類、動物由来のカーマイン(コチニール)です。カーマインは南米産のコチニールカイガラムシの乾燥体と卵から抽出され、鮮やかなコーラル色を呈します。

湖色料(Lake Food Colors)

油脂に溶け、水には不溶性の着色料で、食品や医薬品で広く使用されています。主な用途は錠剤のコーティング、ケーキやドーナツミックス、チューインガム、ハードキャンディなどです。

合成着色料

実験室で合成される着色料で、代表的な成分にプロピルパラベンやプロピレングリコールがあります。プロピルパラベンは防腐剤・カビ抑制剤としてFDAで認可されていますが、健康リスク評価は2(中程度の危険)です。プロピレングリコールは着色料の安定化に使用されますが、同様にリスク評価は2で、皮膚や眼の刺激が報告されています。

食品・医薬品・化粧品用染料(FD&C)

FD&CはFood, Drug & Cosmeticの略で、色番号と共に表記されます(例:FD&C ブルー No.2、FD&C レッド No.40)。水溶性で、粉末、顆粒、液体の形態で製造され、食品や医薬品、化粧品に広く使用されています。

栄養 - 関連記事