甲状腺機能低下症の栄養管理
甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌が不足する状態で、極度の倦怠感や体力低下を招きます。コレステロールが上昇しやすく、心筋梗塞・脳卒中・糖尿病などの合併症リスクも高まります。適切な薬物療法に加え、バランスの取れた食事と定期的な運動を取り入れることで、症状の悪化や合併症の予防が期待できます。
ビタミン
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ビタミンDとセレンは甲状腺機能低下症患者に特に推奨されます。多くの患者がビタミンD欠乏を抱えているため、医師の血中濃度チェックを受けた上で、最低でも6か月間のサプリメント摂取が効果的です。
セレンは甲状腺ホルモンの合成と、T4(サイロキシン)からT3(トリヨードサイロニン)への変換に必須の微量元素です。
サプリメント
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代謝を高めるサプリとして、クロム、シナモン、マグネシウムが有用とされています。これらは血糖コントロールやエネルギー産生をサポートし、甲状腺機能の安定に寄与します。
ココナッツオイル
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精製された植物油は血中の不飽和脂肪酸が甲状腺ホルモンの分泌や作用を阻害する可能性があるため、避けるべきです。未精製のバージンココナッツオイルは、甲状腺機能に悪影響を与えず、むしろ機能向上と体重減少を助けると報告されています。
食事の指針
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糖尿病患者と同様の食事法(低GI食や血糖指数を意識したメニュー)が甲状腺機能低下症にも有効です。血糖値の安定は代謝を促進し、コルチゾールの過剰分泌を抑えて、腹部肥満や筋肉分解を防ぎます。
避けるべき食品・成分
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フッ素や塩素は甲状腺のヨウ素受容体を阻害するため、歯磨き粉や水道水に注意が必要です。
一部の患者はグルテンに対する過敏症を示すことがあります。小麦製品で症状が出る場合は医師に相談し、検査を受けましょう。
ヨウ素の吸収を妨げる食品として、キャベツ類、ピーナッツ、松の実、大豆製品、キャッサバ、桃、梨、ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ、ほうれん草、からし菜、カブなどがあります。
砂糖は血糖値の急激な変動を引き起こし、ストレスホルモンであるコルチゾールの過剰分泌を招くため、甲状腺患者は摂取を控えるべきです。
