AMDR(適正マクロ栄養素配分範囲)の計算方法

米国医学院(Institute of Medicine)は、炭水化物、脂質、タンパク質の1日の摂取比率として「適正マクロ栄養素配分範囲(AMDR: Acceptable Macronutrient Distribution Ranges)」を設定しています。これらの比率を守ることで、エネルギーと栄養をバランスよく摂取でき、特定の栄養素を過剰に摂ることによる慢性疾患リスクの上昇を防げます。

計算手順

  1. 現在の1日の総カロリーを把握する
    食品のラベルや栄養情報から、1日で摂取したすべてのカロリーを合計します。年齢・身長・体重・性別・運動量を入力できる無料のオンラインカロリー計算機を使うと、推奨カロリー量も簡単に求められます。
  2. 炭水化物の推奨摂取量を求める
    総カロリーの45〜65%を炭水化物に割り当てます。例として1日2,000kcalの場合、0.50(50%)を掛けて1,000kcalを算出し、1gあたり4kcalなので 1,000 ÷ 4 = 250g が目安となります。
  3. 脂質の推奨摂取量を求める
    総カロリーの20〜35%を脂質に割り当てます。2,000kcalの例では0.25(25%)を掛けて500kcalとし、1gあたり9kcalなので 500 ÷ 9 ≈ 55.5g が目安です。
  4. タンパク質の推奨摂取量を求める
    総カロリーの10〜35%をタンパク質に割り当てます。2,000kcalの例では0.25(25%)を掛けて500kcalとし、1gあたり4kcalなので 500 ÷ 4 = 125g が目安となります。

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