ローストナッツバターと生ナッツバターの違い
ピーナッツバターやアーモンドバターは最もポピュラーなナッツバターですが、実はほとんどのナッツをペースト状に加工できます。アーモンドは栄養価が高く、全ナッツ中で最もタンパク質が豊富です。一方、ピーナッツはビタミンEや食物繊維が豊富で、広く親しまれています。研究によれば、ナッツは生でもローストでも心血管疾患の予防効果があります。
栄養価の違い
生のナッツバターが熱処理により栄養素が失われると主張する声がありますが、ローストナッツの方が栄養価が高いとする研究もあります。例えば、カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校のローレン・オコナー研究者は、ピーナッツをローストすると抗酸化力が22%向上することを報告しています。
添加物の有無
生ナッツバターの大きな特徴は、塩・砂糖・保存料などの添加物が含まれない点です。市販のピーナッツバターには、安定性を保つために水素添加油(大豆油、綿実油、菜種油など)が使用されることが多く、これらはロースト時に失われたビタミンEを補う役割も果たします。
心臓の健康
臨床研究は、生・ローストどちらのナッツも心疾患リスクを大幅に低減させることを示しています。2009年5月号の『American Journal of Clinical Nutrition』では、飽和脂肪の代わりにナッツオイルを摂取することでリスクが45%減少したと報告されています。また、『Journal of the American College of Nutrition』の研究では、ローストと生のアーモンドのコレステロール低下効果に有意差は見られませんでした。
個人の好み
実際に生とローストのナッツバターを試してみて、味や食感、塗りやすさを比較するとよいでしょう。生のピーナッツやアーモンドバターは添加物がない分、粘度が高くパンやクラッカーに塗りにくいことがあります。一方、塩分が少ないため味に慣れるまで時間がかかります。安定剤なしのローストバターは液状になりやすく、サンドイッチがべたつくこともあります。
