健康な発育には、栄養バランスの取れた食事と、離乳食の適切な導入が欠かせません。小児科医は、成長段階に合わせた食材を推奨しており、栄養が偏ると体重の過不足や様々な疾患のリスクが高まります。

母乳

母乳は生後6か月までの赤ちゃんにとって最適な食べ物です。健康な母親の母乳には、赤ちゃんが必要とするすべての栄養素が含まれています。米国小児科学会は、出生後最初の6か月は母乳だけで育てることを推奨しています。母乳は少なくとも生後12か月まで続けることが望ましく、他の動物のミルクで代用すべきではありません。

粉ミルク(ベビーフォーミュラ)

母乳が与えられない、または母乳育児を選択しない場合は、鉄分が強化された粉ミルクが代替となります。母乳と同様に、粉ミルクは生後12か月までの主食として続けることが推奨されます。

鉄分強化シリアル

米やオート麦をベースにした柔らかいシリアルは、母乳や粉ミルクから離乳食へ移行する重要なステップです。赤ちゃんの食事に鉄分は欠かせないため、最初に与えるシリアルは必ず鉄分が添加されたものを選びましょう。一般的に生後6か月頃から始めます。

果物

シリアル導入後すぐに果物を与え始めます。果物はビタミンやミネラルが豊富で、クラッカーやクッキーよりも安全な指しゃぶり食材です。オンタリオ州栄養専門家協会は、新しい食材は2〜7日間隔で導入し、アレルギー反応の有無を観察することを推奨しています。

野菜

野菜もビタミン・ミネラルの重要な供給源です。果物と同時期に、まずはマッシュした柔らかい野菜から始め、徐々に蒸し野菜や細かく刻んだ野菜へ移行します。赤ちゃんは窒息しやすいため、食感や大きさに注意しましょう。

肉類

固形食が可能になったら、肉類を食事に加えます。最初はピューレ状にした肉を与え、赤ちゃんが食べ慣れたらひき肉や細かく刻んだ肉へと段階的に移行します。指しゃぶり食材になると、窒息リスクは低くなります。