抗酸化物質は心臓病予防に重要な役割を果たします。主に果物や野菜に含まれますが、スパイスにも豊富に含まれています。米国農務省(USDA)は食品の酸素ラジカル吸収能(ORAC)を指標に、スパイスの抗酸化力を評価しています。1日あたり1,000〜5,000 ORACを目安に摂取することが推奨されていますが、総ORAC値と健康との関係はまだ完全には解明されていません。

クローブ

スパイスの中で最も高いORACを持つのは粉末のクローブで、100gあたり314,446 μmol Trolox当量です。1gは約小さじ2/3に相当し、1小さじあたり約4,716 ORACになります。レシピで使用する量にこの数値を掛け、人数で割ると1皿あたりのORACが算出できます。例として、パンプキンパイに小さじ1/4のクローブを使用した場合、1パイ(8切れ)で1,179 ORAC、1切れあたりは約147 ORACとなります。

シナモン

デザートやスパイスドリンクで人気のシナモンは、100gあたり267,536 ORACです。1小さじ(約1.5g)で約4,013 ORACを摂取できます。

オレガノ

乾燥オレガノは100gあたり200,219 μmol Trolox当量のORACを持ちます。1gは約小さじ1/2に相当し、レシピで1小さじ使用すれば約4,004 ORACです。鶏肉や魚のマリネに頻繁に利用されます。

ターメリック(粉末)

ターメリックのORACは100gあたり159,277で、他のスパイスに比べやや低めですが、1小さじ(約1g)で約1,062 ORACを供給します。BBCの報道によると、ターメリックはアルツハイマー病に関連する神経変性を遅らせる可能性が示唆されています。