潰瘍性大腸炎の食事ガイド

潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜に潰瘍ができる炎症性腸疾患で、出血や膿が出ることがあります。炎症により腸の蠕動が活発になり、頻繁に排便したくなることも。根本的な治療法はありませんが、薬物療法と併せて食事管理を行うことで炎症を抑え、症状を軽減できます。たんぱく質と自然食品を中心としたバランスの良い食事が重要です。アルコール、カフェイン、脂肪分の多い食品、辛い食品、砂糖は症状を悪化させやすいため、できるだけ控えましょう。

鶏肉

鶏肉は赤身肉に比べて消化が楽で、腸への負担が少ないです。100g(約3.5オンス)あたり約20gのたんぱく質が含まれ、栄養価が高いので、調理は蒸すか茹でるのがおすすめです。

魚介類

魚は種類によってたんぱく質量が異なりますが、サーモンは100gで約23g、ニシンは約12gといった具合です。蒸し料理にするとビタミンやミネラルが失われにくく、潰瘍性大腸炎の患者さんにとって最もヘルシーな選択肢となります。

果物

缶詰よりも新鮮な果物を選びましょう。オレンジ、ブドウ、リンゴ、レモン、バナナなどはすべて適量であれば問題ありません。乾燥果物は糖分が追加されていることが多く、腸粘膜を刺激しやすいため避けるのが無難です。

野菜

基本的に多くの野菜は問題なく摂取できますが、キャベツやブロッコリー、スイートコーンなどの不溶性食物繊維が多い野菜は、炎症が活発な時期に症状を悪化させることがあります。炎症が起きているときは、低繊維の食事に切り替えると腸への負担が軽減します。

乳製品

牛乳やチーズに含まれる脂肪はバランスの取れた食事に必要な栄養素です。ただし、乳糖不耐症でなくても炎症期には下痢を引き起こしやすくなるため、摂取量を調整するか、ヨーグルトや低脂肪チーズなど消化に優しい製品を選ぶと良いでしょう。

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