どの魚に水銀が含まれているか?

魚は高たんぱくでオメガ‑3脂肪酸が豊富な食材ですが、ほとんどの魚に微量の水銀が含まれています。水銀の量は魚種や生息環境によって大きく異なるため、魚を選ぶ際は「どの程度の水銀が含まれているか」を意識しましょう。

基礎知識

水銀は自然界にも存在し、雨や河川を通じて水中に流入します。水中の水銀はメチル水銀に変化し、魚は餌を通じてこのメチル水銀を体内に取り込みます。メチル水銀は魚のタンパク質に結合し、蓄積されます。魚の食性がメチル水銀の量に影響しますが、すべての魚が何らかの水銀を含んでいます。

市販の魚

ほとんどのスーパーマーケットで販売されている魚は、政府の基準により水銀濃度が1 ppm(百万分の1)未満に管理されています。これにより、魚を多く摂取する人でも安全に食べられるよう配慮されています。一般に海で獲れた魚は淡水魚より水銀が少なく、サーモン、ティラピア、マグロ、タラ、ロブスターなどは平均0.1 ppm以下です。

肉食性(捕食者)魚

他の魚を食べる肉食性の魚—サメ、マグロ、カジキ、エイなど—は水銀濃度が高くなりがちです。これらの魚でも通常は1 ppm未満(平均約0.9 ppm)で、販売は可能です。ただし、摂取頻度は週に1回程度に抑えるのが目安です。

淡水魚

地域で捕獲される淡水魚は水銀濃度がやや高く、商業用の規制が少ないため注意が必要です。安全に食べられる目安は次のとおりです。

  • ボウフィン、チェーンパイカーレルは月に1回程度。
  • パーチ、コイ、ほとんどのトラウトは週に1回程度。

多くの淡水魚は約0.2 ppmの水銀を含み、週に1回程度の摂取で問題ありません。

情報源

地域の水域で捕獲・養殖されている魚の水銀情報は、米国環境保護庁(EPA)のウェブサイトで提供されている「ローカルアドバイザリー」や安全魚種リストをご確認ください。

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