ペクチンが豊富な果物はどれ?

ペクチンは水溶性食物繊維で、植物の細胞壁をつなぎ合わせる働きがあります。食品加工では、飲料のとろみ付けやジャム・ゼリーの適切な硬さの調整、乳製品の凝固防止などに利用されています。2007年のバッファロー大学の研究では、ペクチンを多く含む食品を摂取すると、満腹感が長く続くことが示されています。

リンゴ

リンゴは果物の中で最もペクチン含有量が高く、特にジョナゴールド品種がトップです。水溶性で消化されにくい食物繊維として、腸内環境の改善やコレステロール低下に寄与します。低カロリーで抗酸化物質も豊富なため、脂肪分の多い食事によるダメージから体を守ります。桃、アプリコット、プラム、カシスにも同様のペクチンが含まれます。

柑橘類

すべての柑橘類は比較的高いペクチンを含み、特にミカンが最も多いです。オレンジやグレープフルーツ、レモン、ライムも同様です。消化しやすい「改良型柑橘ペクチン」も市販されています。米国がん協会の情報によれば、柑橘ペクチンの抽出物をカプセルや粉末で摂取すると、特定のがんの転移を抑制する可能性が示唆されています。

ベリー類

ベリーはジャムやゼリーのゲル化に欠かせないペクチンを多く含みます。ブドウ、ブラックベリー、ラズベリー、イチゴ、クランベリー、ブルーベリーなどが代表的です。ペクチンの粘性に加えて、ベリーはビタミンCやマンガンなどの必須栄養素が豊富で、低カロリーの健康食品としても優れています。

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