果物や野菜にペクチンは含まれるのか?
ペクチンは果物や野菜の細胞壁に自然に存在する複合炭水化物で、可溶性食物繊維の一種です。食物繊維の専門サイトによると、血糖値の調整や腸内環境の改善など様々な健康効果が期待されています。また、商業的にはジャムやゼリー、ヨーグルト、ケチャップなどの増粘・ゲル化剤として広く利用されています。
柑橘類
柑橘類はペクチン含有量が最も高く、特にピーチ、リンゴ、グレープフルーツ、オレンジに多く含まれます。食物繊維の60〜70%がペクチンで、皮(ゼスト)は商業用ペクチンの主要原料です。ペクチンを粉末や液体で摂取するより、柑橘類そのものから摂る方が体に優しいとされています。
リンゴと梨
リンゴは100gあたり約0.5gのペクチンを含み、リンゴのくずからもペクチンが抽出されます。梨(約166g)では総食物繊維が4gで、そのうち約41%がペクチンです。
桃と柔らかい果実
桃は100gあたり約0.7gのペクチンを含みます。イチゴ、アプリコット、サクランボ、イチジク、バナナなども少量ながらペクチンを含有します。成熟が進むにつれてペクチン量は増え、完全に熟す直前が最も多く、その後はペプチン酸へと変化します。
ニンジン
ニンジンはペクチンの代表的な野菜で、100gあたり約0.8gを含みます。若い段階や早期に収穫された野菜ほどペクチン含有量が高くなる傾向があります。
エンドウ豆その他の野菜
エンドウ豆は100gあたり約0.6gのペクチンを含みます。ジャガイモ、ビート、キャベツに加えて、タマネギ、アーティチョーク、オクラ、フェンネルもペクチンが豊富です。
