アマランサス(穀物タイプ)
アマランサスは数世紀にわたりアメリカ大陸で栽培されてきました。15世紀のスペイン征服以前はアステカ帝国の主食のひとつでした。近年ではインド、ネパール、中国、東アフリカへも輸出されています。品種により葉菜として、または穀物として利用されます。
アマランサスの葉菜(グリーン)
アマランサスの中でも Amaranthus tricolor などの品種は種子が少なく、種子は暗色で極小のため粉にしにくいですが、葉は食用に適しています。葉はビタミンC・ビタミンAが豊富で、カルシウム、鉄分、1食分で約3gのたんぱく質も含みます。生でも加熱しても美味しくいただけます。
アマランサスの穀物
穀物用の品種は、色鮮やかな花茎に多数の小さくて淡色の種子をつけます。観賞用に栽培される品種もあり、たとえば「サン・マルティン」は緑と紫の葉と花を持ち、「ゴールデン・グレイン」は銅色の花頭が特徴です。
アマランサス穀物の収穫方法
アマランサスの種子は収穫が比較的簡単ですが、時間がかかります。National Gardening Association の推奨は、種子が乾く前に穂を摘み取り、手で軽くこすって種子を取り出し、バケツに叩きつけて残りの種子を落とすという方法です。取り出した種子は乾燥させ、粉にするか、全粒のままシリアルや料理に加えて利用できます。
アマランサス穀物の栄養価
アマランサスは小麦やトウモロコシなどの一般的な穀物に比べてたんぱく質が豊富です。特にリジンという必須アミノ酸が多く、豆類に多い栄養素です。調理した1カップ(約185 g)で食物繊維が5 g、たんぱく質が9 g 含まれ、鉄、マグネシウム、リン、マンガンも豊富です。
