結晶果糖と高果糖コーンシロップの比較
高果糖コーンシロップ(HFCS)とは
高果糖コーンシロップ(HFCS)は、トウモロコシから作られる甘味料で、飲料や加工食品に広く使用されています。フルクトースが55%、グルコースが45%含まれ、名前の通り「高果糖」シロップです。
結晶果糖とは
結晶果糖もトウモロコシ由来ですが、追加の精製工程を経てフルクトース含有量が98%以上に高められています。残りの2%は水分やミネラルです。
カロリーの違い
結晶果糖は砂糖の約20%甘さが強く、12オンス(約355 ml)の飲料のカロリーを20〜30 kcal削減できます。そのため、低カロリー・低糖製品に好んで使用されます。
血糖指数(GI)
結晶果糖のGIは22と低く、HFCSは62、砂糖は64です。低GIであるため、糖尿病やプレ糖尿病の方、低GI食を実践する人に適しています。
健康への懸念
USC薬学部のロジャー・クレメンス教授やメイン大学のメアリー・エレン・カミア教授らは、結晶果糖もHFCSも栄養的には同様に健康リスクがあると指摘しています。フルクトースが米国の肥満や糖尿病増加に関与している可能性が示唆され、2005年のカンザス大学医学センターの研究では、1日25 g以上のフルクトース摂取が消化不良や下痢を引き起こすことが報告されています。
