憩室炎の食事法:急性期の低繊維食と予防期の高繊維食
憩室炎(ディヴァーティキュライト)は、腸壁にできた小さな袋(憩室)が炎症を起こす病気です。炎症が起きている間は、腸に通過する食物量を減らすために低繊維・低残渣の食事が推奨されます。症状が落ち着いたら、再発防止のために高繊維の食事に切り替えます。
急性期(症状が出ているとき)の食事
1日あたりの食物繊維は10 g以下に抑えます。
炭水化物は白パン、白米、ソーダクラッカー、または「クレーム・オブ・ウィート」などの低繊維食品を選びます。
果物はアップルソース、スイカ、桃、ブドウなどを摂取し、果汁は繊維が少なく栄養が摂れます(プラムジュースは避けてください)。
野菜は野菜ジュース、インゲン、セロリ、ニンジン、キュウリなどを選びます。ジャガイモは皮をむいて食べれば問題ありません。
タンパク質は柔らかく十分に加熱した肉、魚、卵を中心に摂ります。
急性期に避けるべき食品
全粒穀物、種子、ナッツ、乾燥果実は高繊維のため控えます。
ブロッコリー、キャベツ、芽キャベツなどの十字花科野菜は消化に負担がかかるため避けます。
豆類やレンズ豆などの豆製品も控えましょう。
予防期(再発が落ち着いた後)の食事
食物繊維を豊富に摂取できる全粒穀物(オートミール、全粒パン、ブラン)を中心にします。
新鮮な果物を毎日取り入れ、繊維とビタミンを補給します。
水分を十分に摂取し、繊維が腸内でスムーズに働くようにします。
